緊急事態宣言が3月7日まで延長したことに伴い、これを受けて当クラブの例会も緊急事態宣言期間中は引続き休会といたしますので、お知らせします。
なお、宣言解除が早くなった場合は改めて日程をご連絡いたします。
ロータリーの目的は、意義ある事業の基礎として奉仕の理念を奨励し、これを育むことにある。具体的には、次の各項を奨励することにある:
第1 知り合いを広めることによって奉仕の機会とすること;
第2 職業上の高い倫理基準を保ち、役立つ仕事はすべて価値あるものと認識し、社会に奉仕するロータリアン各自の職業を高潔なものにすること;
第3 ロータリアン一人一人が、個人として、また事業および社会生活において、日々、奉仕の理念を実践すること;
第4 奉仕の理念で結ばれた職業人が、世界的ネットワークを通じて、国際理解、親善、平和を推進すること(RI定款第4条、標準ロータリークラブ定款第5条)。
2007年、ロータリーは戦略計画の一環として、以下の5つの価値観がロータリアンの基本的特徴であるとの理解の下、これらの中核的価値観を採択した。依頼、これら中核的価値観は理事会によって再び確認され、世界中のロータリアンによって強く支持されている(ロータリー章典26.010.2.)。国際ロータリーの中核的価値観は以下の通りである。
中核的価値観に関する説明は、ロータリーウェブサイトを参照のこと。
東京南ロータリークラブは1950年(昭和25年)東京クラブから分かれて設立され、今日迄60年以上の歴史を有しています。当クラブの初代会長には、現憲法の制定に深く関わった金森徳次郎氏が就任しました。その後今日迄、我クラブは同氏の思想でもあった自主性を重んじる「リベラル」と表現される雰囲気をクラブの伝統として受け継ぎ、その会風としてきました。現在の会員数は約200名です。
初代会長・金森徳次郎氏の指導は、その信奉する「リベラル」の思想のもとに、例会を始めクラブ協議会等の諸行事への出席を強要せず、自然に出席したくなるようなクラブ運営を心掛けよと言う事の様でした。事実創立当初から「出席奨励委員会」はありませんでした。
現在でもこの思想は脈々と受け継がれていますが、必ずしもすべて理想通りには行っていません。
このような理想主義的とも思える、クラブ運営を続けていくには、会員一人一人に自覚と責任が求められます。例えば「出席を強要しない」と言うことは「出席をしなくてもよい」と言う事ではありません。(この点往々にして誤解があるようです。)出席自体が自己目的化することではなく、会員とともにクラブライフをエンジョイし、そのことを通じて社会への奉仕を学ぶことによって、会員一人一人の人生が喜ばしいものになっていくことこそが、私たちの求めるところです。
東京南ロータリークラブは、ロータリークラブ本来の在るべき良さを持った大人のクラブだと思います。入会されたからには出来るだけ出席して多くの良き友を作り、ロータリークラブライフを楽しんで頂き、そしてロータリーの目的である奉仕の心を深めて頂きたいと思いますし、又それが可能なクラブなのです。
業界等で指導力等のある実業人、職業人が高い倫理観を持ち、様々な職業分野を越えて、集い、仲間として懇親することによって、自信の奉仕の気持ちを「超我の奉仕」に向けて啓発し合い、それぞれが奉仕活動を実践して社会に貢献していく、このことがロータリーで想定されている奉仕活動へのプロセスであります。
本年度我が東京南ロータリークラブは、活動テーマとして「70年、気品と秩序で新たな高みへ~南の価値を再認識しよう~」を掲げ、このプロセスどおり、会員の多くが啓発し合い、その奉仕活動によって地域社会と世界に少しでも良い影響をもたらすようになることを目指し、会員それぞれが努力して参ります。
会長 | 斎藤 勝利 |
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副会長 | 畑 敬 |
幹事 | 山田 善則 |
事務局所在地 | 〒100-0006 東京都千代田区有楽町1-13-1第一生命ビル 611号 |
電話 | 03-3212-3876 |
FAX | 03-3212-4550 |
Eメール | office@rcts.jp |
例会場: | 東京會舘本舘 |
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会場住所: | 〒100-0005 東京都千代田区丸の内3-2-1 |
日本初のかな文字タイプライターを発明した黒澤貞次郎氏(東京ロータリークラブ)を父に持ち、1954年から東京南ロータリークラブの発展に貢献し続けた黒澤張三氏による、50年にわたる当クラブの軌跡を辿る手記です。