会長就任のご挨拶
2022~2023年度 会長 浜中 正樹
2022~2023年度会長を拝命しました浜中正樹です。東京南ロータリークラブの創立73年目の会長として歴史と伝統のある我がクラブの発展に貢献できるように大倉健資副会長、中谷宗平幹事、宇佐美潤祐社会奉仕統括委員長をはじめ役員・理事・委員長の皆さんとOne team で取り組みます。1年間よろしくお付き合いの程お願い申し上げます。
ここ3年間はコロナ禍の影響で我がクラブは大変難しい運営を強いられました。実際、尾木年度は16回、斎藤年度は22回、秋山年度は13回の例会を休会せざるを得ない状況となり大変難しい環境でした。しかしながら今年の5月のゴールデンウイーク以後は新規感染者、重症者数も徐々に減少し、人々の動きが通常に戻りつつあります。ワクチン接種が進み、オミクロン株が落ち着きを見せつつある今年度はコロナ禍対応の制限された活動から環境が許せば徐々に通常活動に戻していく年度と思っております
テーマについて
東京南ロータリークラブの創立は1950年8月、太平洋戦争が終わって5年、日本がまだ連合軍の統治下の中、26名のチャーターメンバーで発足しました。歴史を紐解けば当時はドッジライン、シャウプ勧告など不況と戦後の混乱の時代です。また海外に目を向ければ朝鮮戦争が勃発したのはその年の6月25日でした。
当時戦災を免れた主要な建物はほとんどが連合軍に接収されており、例会場探しからご苦労があり、中谷家が「山王会舘」を無償提していただいたと聞いています。それから数々の混乱を乗り越え、毎年毎年会長をはじめ執行部が高い志を胸に、工夫しながら丁寧に運営し、歴史を重ねたクラブです。
私はこのような73年の毎年のロータリー活動があたかも「たすき」を繋ぎ一区一区走り抜き、そして次のランナーにたすきを繋ぎゴールを目指す駅伝競走を重ねます。
そこで今年度のテーマは「たすきを繋ぐ~歴史を学び、今日を知り、そして未来へ」です。長い歴史と伝統ある東京南ロータリークラブですので歴史を学び直して、引き継ぐべき伝統を理解しながら時代に合わせて修正が適切であれば考え、未来に繋げる運営を心がけます。
駅伝競走のランナーのごとく、皆さんの応援をいただき、任された区間を全力で走り抜けます。どうぞよろしくお願いいたします。
東京南ロータリークラブの価値
私は東京南ロータリークラブの価値を会員が集うパルテノン神殿のイメージを持っています。ロータリークラブという大きな屋根の下、中心の太い柱として「例会」があり、その両側を支える重要な柱が「親睦」と「奉仕」です。
「例会」ではプログラム委員会に多様な価値の高い卓話をご準備いただき、SAAには緊張感のあり、フレンドリーに会場を仕切っていただきます。東京會舘には食堂委員会と連携しておいしい食事を提供いただき、出席委員会が100%出席者を表彰します。
クラブ会報委員会には貴重な情報の会員への提供と重要な記録の役割をお願いしております。
「親睦」では親睦活動委員会が中心となりビールパーティー、親睦旅行、忘年家族会など皆さんの親睦を楽しく深める機会を提供いただきます。
「奉仕」は各委員会、職業、国際、ロータリー財団、米山、青少年の各委員会が会員の皆様が様々な形で奉仕に関われる機会を提供いただきます。
これらの3つの柱のロータリークラブの中心的価値を支えるにはしっかりとした土台が必要です。
第一の基礎の土台が会員とのコミュニケーションを円滑に進め、社会に情報を発信する広報、クラブ会報委員会, またクラブお金を管理する会計、会計監査です。
そしてこの東京南ロータリークラブ パルテノン神殿の最下部にあってすべてを支える基礎の土台は会員増強、選考、情報・維持委員会です。また、クラブ運営長期計画委員会は幅広い視野で正しい方向性を示す重要な役割を担っています。
私のイメージはこの東京南ロータリークラブ パルテノン神殿の中で会員が集い、親睦、奉仕を通じて友情を育んでいるという事です。
最後にこれらのすべての活動をサポートいただいている事務局は大きな力です。経験豊富な戸坂さん、昨年末お入りになられた中尾さんにはこの転換期に大いに活躍いただきます。
国際ロータリーと2750地区
国際ロータリーの会長はジェニファー・ジョーンズさん(カナダ)、テーマは「IMAGINE ROTARY」 です。ジョーンズ会長は1905年にロータリークラブが誕生して初めての国際ロータリーの女性会長です。しかしながらご本人の2月のテーマ講演では「初の女性会長」と言う表現は全く使われておりませんでした。ジョーンズ会長の強調事項は、①ポリオの完全根絶にラストスパート ②DEI(Diversity, Equity and Inclusion) に特化したイベントの開催 ③DEIを理解し、取り組む です。
2750地区のガバナーは富澤為一氏(品川)、地区のスローガンは「ロータリーを広げよう」です。2750地区の目標は①2024年6月末までに地区会員数5000名への会員、女性会員比率を高め、40歳未満の会員を増やす ②ロータリー財団への支援 ③米山記念奨学会への支援です。
私は秋山会長から引き継いだ「たすき」掛け、与えられた東京南ロータリークラブの73年目の区間を会員の皆様と楽しく駆け抜けます。どうぞ伴走とご声援を心からお願い申し上げます。
副会長就任のご挨拶
2022~2023年度 副会長 大倉 健資
この度、2022~2023年度の副会長を拝命いたしました、大倉健資でございます。
本年度の浜中会長のテーマは「「たすきを繋ぐ」歴史を学び、今を知り、そして未来へ」であります。
ロータリーの親睦と奉仕の理念を心に、微力ながら会長を補佐するとともに、会員の皆様とコミュニケーションをよく図り、どの世代でも楽しめるクラブライフづくりに最善を尽くして参ります。
皆様のご支援、ご協力の程、よろしくお願い申し上げます。
幹事就任のご挨拶
2022~2023年度 幹事 中谷 宗平
このたび、2022-2023年度の幹事を拝命いたしました。
伝統と格式のある東京南クラブの幹事としては未熟な私ですが、皆様方のご協力をいただきながら、誠心誠意務めさせていただきます。
浜中会長は今年度のクラブテーマに「たすきを繋ぐ 歴史を学び、今日を知り、そして明日へ」を掲げられました。
単に今年度のクラブ運営をスムーズに進ませるだけではなく、一つひとつの活動において、70年の歴史を超える東京南クラブの過去を知り、現在、そして未来へとタスキをつなげられるような一年となる一助となればと考えております。
曾祖父が東京南クラブ創立時の幹事、その後、祖父、父がクラブの要職を務めたことを考えますと、私自身も「歴史を学び、今日を知り、そして明日へたすきを繋ぐ」一年にすることができればと考えております。
新型コロナの影響を受けた過去3ヶ年度と異なり、今年度はロータリークラブの三本柱:例会、親睦活動、奉仕活動が新型コロナの影響を受けることなく、全て行われることが期待されます。
新型コロナ禍で減少した会員増強や会員相互のコミュニケーションなど、直面する課題は多いと思われますが、多くの会員の方々に例会をはじめ、親睦活動や奉仕活動に参加いただけるように努力してまいります。
運営に関しまして、何かございましたら遠慮なくお申し付け下さい。
浜中会長、大倉副会長はじめ、理事、役員、委員長、そして会員の皆様のご指導ご鞭撻のほどお願い申し上げます。