歴史
歴史と伝統
東京南ロータリークラブは1950年(昭和25年)東京クラブから分かれて設立され、今日迄60年以上の歴史を有しています。
当クラブの初代会長には、現憲法の制定に深く関わった金森徳次郎氏が就任しました。その後今日迄、我クラブは同氏の思想でもあった自主性を重んじる「リベラル」と表現される雰囲気をクラブの伝統として受け継ぎ、その会風としてきました。現在の会員数は約200名です。
クラブ運営の特徴/「リベラル」と自発的参画
初代会長・金森徳次郎氏の指導は、その信奉する「リベラル」の思想のもとに、例会を始めクラブ協議会等の諸行事への出席を強要せず、自然に出席したくなるようなクラブ運営を心掛けよと言う事の様でした。事実創立当初から「出席奨励委員会」はありませんでした。
現在でもこの思想は脈々と受け継がれていますが、必ずしもすべて理想通りには行っていません。
このような理想主義的とも思える、クラブ運営を続けていくには、会員一人一人に自覚と責任が求められます。例えば「出席を強要しない」と言うことは「出席をしなくてもよい」と言う事ではありません。(この点往々にして誤解があるようです。)出席自体が自己目的化することではなく、会員とともにクラブライフをエンジョイし、そのことを通じて社会への奉仕を学ぶことによって、会員一人一人の人生が喜ばしいものになっていくことこそが、私たちの求めるところです。
東京南ロータリークラブは、ロータリークラブ本来の在るべき良さを持った大人のクラブだと思います。入会されたからには出来るだけ出席して多くの良き友を作り、ロータリークラブライフを楽しんで頂き、そしてロータリーの目的である奉仕の心を深めて頂きたいと思いますし、又それが可能なクラブなのです。
東京南ロータリークラブ 活動指針
各業界で指導力のある実業人、職業人が高い倫理観を持ち、様々な職業分野を越えて、集い、仲間として懇親することによって、自信の奉仕の気持ちを「超我の奉仕」に向けて啓発し合い、それぞれが奉仕活動を実践して社会に貢献していく、このことがロータリーで想定されている奉仕活動へのプロセスであります。
本年度我が東京南ロータリークラブは、活動テーマとして「Enjoy Rotary」を掲げます。奉仕活動をはじめロータリー活動を行うにあたって、それが楽しいものであることが重要であると考えます。まずは会員一人一人が我がクラブの活動をEnjoyしようという意志と創意工夫をし、会員同士啓発し合い、奉仕活動に良い影響をもたらすようになることを目指します。
東京南ロータリークラブの
活動内容と5大奉仕
ロータリークラブでは「社会奉仕」「職業奉仕」「国際奉仕」「青少年奉仕」「クラブ奉仕」を5大奉仕と位置づけ、様々な支援活動を通じてより良い社会への変革に貢献しております。
地元地域社会を対象
- 愛育養護学校への支援
- 「みなと区民まつり」への参加
- 港区高校生のインターンシップ受け入れ
海外の地域社会を対象
- アジア学院への支援
- カンボジアへの支援(他クラブと共同で教師を派遣)
- ミクロネシア連邦(APIC・ザビエル高校)への支援
- ケニア(キリマンジャロの会・さくら女子中学校)への支援
- ミクロネシア連邦(医師派遣)への支援
- パラリンピック(東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会)への支援
- オクトーバーフェストの開催
- リーダー育成/職場体験の向上
ロータリー財団の目標
- ポリオプラスへの寄付
- 年次基金への寄付
- 恒久基金への寄付
- クラブが参加するロータリー財団プログラムの開催
- 会員数目標を持つ
- 情報通信システムの整備による広報力の拡大による公共イメージと認知度向上